【記事要約】
お腹を空っぽにする時間をつくると、腸が大きく動き、排便やデトックスが促されて腸内が綺麗になる。
腸は「第二の脳」。腸がスッキリ整えば、脳もスッキリ整いメンタルも安定する。
そのために「大蠕動」を意識した食実との向き合い方が必要なのです。
【記事】
体がスッキリしない。心がモヤモヤする。
それはもしかしたら「腸内環境の荒れ」が原因かもしれません。
「腸は第二の脳」と言う説もあります。腸は脳の次に神経細胞が多いし、また腸内で生み出される神経伝達物質があります。だからこそ腸内の荒れが脳や神経、つまり心やメンタルに影響を与えると言えるのです。
じゃあ、最近流行りの「腸活」をしようということになるのですが、その腸活をこれから行っていくために「大蠕動(だいぜんどう)」というキーワードをまず知っておくひつようがあります。
「大蠕動とは何か?」
腸が排便のために動く作用を「蠕動」と言うのですが、そのまま、大蠕動とは「腸が排便のために大きく動く作用」のことです。以下に、その大蠕動の効能と、詳しい意味をリストでまとめました。
「大蠕動(だいぜんどう)の効果」
便秘の改善:大蠕動を行うことで、腸の動きが活性化され、便通が改善されるとされています。
内臓のマッサージ:大蠕動をすることで、内臓がマッサージされるため、消化器官の機能が改善されるとされています。
血行の促進:大蠕動をすることで、腹部の血液循環が良くなり、身体全体の血行が促進されるとされています。
ストレス解消:大蠕動を行うことで、自律神経を整え、ストレスを解消する効果があるとされています。
〇「ぜんどう運動」とは
起きている時も寝ている時も、24時間いつでも起きているが、大腸が伸びたり縮んだりして、ゆっくり押し出すため、「便秘になりがち」。
〇「大ぜん動」とは
激しく動き、便を押し出す速さが「ぜんどう運動」に比べると200倍!しかし、1日に数回しか起きない。
〇「大ぜん動」を起こすためには?
生活習慣がとても大事!たった一つのある条件を満たせば、「大ぜん動」は起きる!!その条件とは「食事と食事の間は8時間何も食べない」こと!水はOK!
〇なぜ8時間空けると「大ぜん動」が起きるのか?
8時間経つことで「胃」と「小腸」が空になる。この時に「大ぜん動」は起きる!!8時間以内に食べると「胃」と「小腸」が空にならないため、「大ぜん動」が起きない。
〇専門家オススメの「大ぜん動」が起きるスケジュールとは
8時までに夕食を終わらせる。11時に就寝。これにより夕食は睡眠の3時間前までとなる。消化する前に寝てしまうと、リラックスした睡眠がとれない。リラックスした状態だと、「大ぜん動」は起きやすくなる。夕食を終えてから8時間後の4時には「大ぜん動」が起きて排便しやすい状態で目覚めることができる。朝起きたら「水(コップ1杯)」を一気飲みすることで、胃に刺激が伝わって腸の動きが活発になり、「朝の排便」が促される。
「結論」
腸内を綺麗に整えていくためにも「まずは出す」これが大切です。そして、溜まった毒素や便を排出しやすい「体質」を作るための効果的な習慣として、大蠕動を機能させるための「8時間食べない」「空腹の時間をつくる」「リラックスの時間をつくる」「朝起きたら水を飲む」という活動が大切なのです。
腸が整えば脳が整い、気分もメンタルも整います。
そして腸と脳を整えれば、人生の未来が変わっていくのです。