※崎谷 博征さんのFaceBook記事より引用
『なぜ善玉コレステロールは賞賛されるのか〜オメガ3神話をやめると病は治る』
現代医学や一般健康ポップカルチャーからは善玉コレステロールと賞賛される「HDLコレステロール」。
HDLコレステロールは、全身から肝臓へ戻るコレステロールでした。
このHDLコレステロールの動線から分かることは何でしょうか?
HDLコレステロールは、毒性物質を吸着してデトックス器官である肝臓に運ぶことが主作用です。
体内に毒性物質が多くなるほど、HDLコレステロールの必要性が高まります。
つまり、体内に毒性物質が多くなるほど、HDLコレステロール濃度が高くなるのです。
これは過去の実験からも証明されています。
HDLコレステロール濃度が高くなる物質を列挙していましょう。
・塩素系農薬、殺虫剤(DDTなど)
・クロロフォルム
・フッ素
・フッ素系医薬品(三環系うつ薬)
・免疫抑制剤
・抗ウイルス剤
・ハチ毒
・アルコール
・エストロゲン
・プーファ(特にオメガ3)
・電磁波(超低周波電磁波)・・・・etc.
どうでしょうか?
まさにHDLコレステロール濃度を高めるのは毒性物質のオンパレードです。
さらに、
・ファスティング
・熱ストレス
・長時間の運動
・精神ストレス
などもHDLコレステロール濃度を高めることが分かっています(エビデンスは長くなるので、今後の著作に列挙します)。
現代医学やマスコミが喧伝するように「善玉コレステロールを増やしましょう!」ではありません。
これは、オメガ3、エストロゲンや電磁波といった“彼ら”が私たちに投下した毒性物質の悪影響(毒性物質はおしなべてHDLコレステロールを高める)を知らしめないためのプロパガンダなのです。
つまり、GMOの植物油脂とフィッシュオイルを守る、つまり「オメガ3神話」を維持するために、善玉コレステロールが増えることを称賛しないと辻褄が合わなくなるのです。
善玉コレステロール、つまりHDLコレステロール濃度を高いことは、私たちが毒性物質や過剰なストレスに暴露していることを意味しています。
つまり「HDLコレステロール濃度を高い」というのは、毒性物資あるいは過剰なストレスがあるという「結果(状態)」を示しているにすぎないのです。
みなさんも、血液検査でHDLコレステロール高値という結果であれば、それは「現在ストレスにさらされている」と解釈するのが正解です(^_−)−☆。
『プーファの濡れ衣を被せられた悪玉コレステロール〜オメガ3神話をやめると病は治る』
悪玉コレステロールと汚名を着せられているLDLコレステロールは、細胞や組織の構造の安定化や様々なストレスから私たちを守る必須の物質でした。権力者のパペットたる現代医学は、このエビデンスを無視して、どうやってLDLコレステロール悪玉説を創設したのでしょうか?
現代医学の持ち出した奇妙な仮説は、「LDLコレステロール動脈硬化説」なる奇妙なナレーションです。
心筋梗塞、脳卒中の原因となる動脈硬化(高血圧はその結果であって原因ではありません(^−)−☆)。 この動脈の壁を顕微鏡で覗くと、なんと「変わり果てたLDLコレステロールが大量に沈着しているではあーりませんか」(吉本新喜劇風)。 このLDLコレステロールが動脈硬化の原因だ!・・・・・ ということで、私たちはスタチンなどのコレステロール降下剤の集中砲撃を浴びることになったのです。
しかし、詳細にその動脈硬化巣に沈着しているLDLコレステロールを調べると、すべてプーファが結合したエステル化コレステロールだったのです(ちなみに、プーファはHDLコレステロールにも結合して炎症ゴミに変性させます)。 コレステロールには、毒性物質をデトックス作用があります。 LDLコレステロールも現代人のように血液や組織に大量にプーファがあった場合、この毒性プーファを連行して、私たちの細胞・組織で悪さをしないように結合するのです。
しかし、EPAやDHAなどは極めて酸化しやすいため、LDLコレステロールに結合したEPAやDHAからMDAなどの発がん性のある過酸化脂質が発生します。 この過酸化脂質で変性したLDLコレステロールは、炎症ゴミとして判断され白血球に貪食されます(形態形成維持)。
しかし、以前の記事でもお伝えしたように、過酸化脂質自体が白血球の消化・分解を阻むため、今度は白血球が変性し、死滅します。 この変性したLDLコレステロールを貪食して死亡した大量の白血球の残骸が、動脈硬化層を顕微鏡で覗くと認められるものです(Oxidized low-density lipoprotein. Methods Mol Biol. 2010; 610: 403–417)( Advanced lipid peroxidation end products in oxidative damage to proteins. Potential role in diseases and therapeutic prospects for the inhibitors Br J Pharmacol. 2008 Jan; 153(1): 6–20)。
これは純粋なLDLコレステロール(フリーコレステロールと呼びます)が沈着したものではありません。 あくまでもLDLコレステロールにDHA、EPAやアラキドン酸が結合して変性したものです。 糖のエネルギー代謝が高い人が動脈硬化にならないのは、LDLコレステロールに結合するEPAやDHAがほとんどないからです(プーファの結合していないフリーのLDLコレステロールしかない)。 プーファとくに酸化されやすいオメガ3は、この変性コレステロール(コレステロール+プーファ)の形成を促進します(Dietary fat saturation and hepatic acylcoenzyme A:cholesterol acyltransferase activity. Effect of n-3 polyunsaturated and long-chain saturated fat. Arteriosclerosis. May-Jun 1983;3(3):242-8)。
一部の研究者もようやく、このプーファが結合して酸化した変性LDLコレステロールこそが、動脈硬化の原因かつ指標になることを認め始めています(From Inert Storage to Biological Activity—In Search of Identity for Oxidized Cholesteryl Esters. Front Endocrinol (Lausanne). 2020; 11: 602252)。
LDLコレステロールそのものは、単独で動脈硬化の原因にならないばかりか、むしろ動脈硬化を修復しようとして動員される抗ストレス物質なのです。 つまり、現代医学は動脈硬化の真の原因であるプーファの濡れ衣をLDLコレステロールに被せて、せっせとコレステロール降下剤(ファイザー製のスタチン製剤がその代表)の集中砲弾を浴びせているのです(^−)−☆。