【報道の自由】日本は先進国の中で最下位

「世界の報道自由度ランキング」という指標がある。

これはその名の通り「報道の自由度」を国別にランキング形式で表したものだ。

この世界の報道自由度ランキングにおいて、1位はノルウェー、2位はアイルランド、3位はデンマーク、4位はスウェーデンと続いていく。

しかし日本は近年「60位台」に低迷している。2021年は67位だ。G7サミットに参加する先進国の中では、断然の最下位なのだ。

筆者としては「このランキングも鵜呑みにはできない」と感じているが、あくまでも体感として『日本の報道の自由度』は低いと感じている。正しいことが報道されない。どうでもいい事が報道される。「政府や大企業への忖度」が報道の内容から透けて見える。

このランキングで日本が低迷している理由は、記者クラブを通じて官庁が実質的に報道をコントロールしていること、東日本大震災後の福島第一原発に関する報道がコントロールされていることなど、とされている。


しかし、多くの日本人はメディアを信頼している。100%の鵜呑みでなくても、ほとんどの人が90%くらいは鵜呑みにしている節がある。その結果、その人の頭の中には嘘が詰まり、正しい判断を出来なくさせられてしまっている現状があるのだ。

もし、メディアが健全だったら?
メディアが正しい優先順位で、真実に則って情報を国民に伝えてくれたのなら?
現在日本が抱えている、あらゆる問題が解決に向かっていくだろう。

まず、メディアを国民の手に取り返す。
そのために、国民が影響力を持つ。

未来のために、これが何よりも必要なことだと筆者は思う。

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